長里小学校は　かしこく　やさしく　たくましい

子どもを　育てます　

　本校は諫早市の北東部にある小長井町にあり、北には多良岳、南には雲仙岳を望み、東には長里川が流れ、有明海にそそいでいます。朝は有明海・雲仙の山から昇る美しい朝日に励まされながら一日を始めることができ、さわやかな海風が子どもたちを包みます。素晴らしい自然の中で、子どもたちが生き生きと学校生活を送ることができる幸せな環境があります。

　令和６年度は、２１名の子どもたちが在籍しています。大変少人数で、職員も含め、節度をもちながらも家族のように仲良く学んでいます。「全ての子どもを愛し、全ての子どもを伸ばす」をスローガンに、少人数のメリットを生かし、全ての子どもが「分かった」の喜びを味わうことのできる授業をめざし、実践しています。また、少人数のデメリットである多人数との関わりの少なさを補うため、近隣校、保護者・地域の皆様の協力を得て、様々な体験活動を仕組み、将来必ず必要となるコミュニケーション力や協調性、自分で考え決断する力を育んでいます。また、命を大切にする学習を進め、明るく健康に学校生活を送ることができるよう努めています。

　来年度、令和７年度には、長里小学校・小長井小学校・遠竹小学校の小長井町内３小学校が統合することから、１５２年の歴史を誇る長里小学校は、今年度を最後に閉校することになります。統合後も、子どもたちが笑顔で楽しく学び、ぐんぐん成長することができるよう、今年度できることを職員一丸となって取り組んでいこうと誓い合い、毎日子どもたちと楽しく、真剣に向き合っているところです。