2年生のこの時季の風物詩となっているのは、かけ算九九の暗唱でしょう。学級でも練習し担任の先生のテストもあっていますが、も九九免許証が交付してもらえるようにと休み時間になると2年生が校長室にやってきます。九九免許証の交付には2種類のテストをしています。まず1つ目は九九の暗唱(上り)テストです。「にいちがに、ににんがし…」と唱えることで、1桁の2つの数のかけ算の答えを覚えやすくすることを目的にしています。2つ目はバラのテストです。例えば、「2×5、2×9、2×2…」というカードを子どもに示し、かけ算九九を唱えないで答えだけを答えてもらいます。さらに、「7×7」の答えを九九で言うと「しじゅうく」ですが、「よんじゅうきゅう」と答えてもらうようにしています。どうして、こんな大変なことをしているかというと、かけ算九九の目的は1桁の数のかけ算の答えをすらすらと言えるようにすることだからです。3年生になるとすぐにわり算を学習します。「7×4」の2つの数を見ただけで「28」という数が頭に浮かんでくるようになるまで鍛えておくと、3年生で出会う「わり算」でもスムーズにできるようになります。今、九九免許証にシールが増えていくことを喜んで頑張っています。シールをもらう喜びから、一つずつ達成する喜びも2年生には味わってもらいたいと思いっています。2年生の保護者のみなさん、ご家庭でも九九を唱えるのを聞いてあげてください。よろしくお願いします。

 先日も紹介した読書週間の取組「本の題名しりとり」が盛り上がってます。図書室に行くと、多くの子がぶつぶつとつぶやきながら本を探しています。始まりの音の本をやっと探し出しても、終わりの文字が「ん」でがっかりする人もいました。今日はモリモリの木さんの読み語りもありました。読書の秋、たくさんの本に親しんでほしいです。

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