給食の終わり頃、2年1組の前を通っていると、男の子から「校長先生!」と呼び止められました。「どうしたの?」と尋ねて帰ってきた言葉が今日の登校のタイトルです。()の中の言葉も「遊べますか!?」という言葉の後にすぐ続けられたので、きっと給食を食べた後、教室の窓から運動場の様子をじっくりと観察していたのでしょう。ひょっとしたら、給食を食べる前から、いやもっと前から運動場の様子を見ていたかもしれません。30年以上教員をしていますが、外遊びをしない子どもが増えた…とは学校では感じません。外遊びが好きな子もいるし、室内で読書するのが好きな人もいます。また、その日その日によっても違います。今日は朝からの大雨でいつもに比べて気温が低かったので、おもいきり遊べたのではないでしょうか。元気に遊ぶ子どもたちを見て、元気をもらっています。

 諫早市商工会女性部飯盛支部から雑巾を寄付していただきました。頂いた雑巾を見ると、柄が入ったものだったり模様があったりと一枚一枚ちがうものです。よく見るとタオルを手縫いで作られていることが分かります。元のタオルも新品でなく、きれいに洗濯されたものだということが分かります。手で縫われた雑巾は厚手で、丈夫そうです。そんな雑巾を見て、子どもの頃の1コマを思い出しました。学期初めに雑巾を持っていくのは私が小学生の頃から変わりません。小学生の頃、始業式の前夜、「もっと早く言わんね」と言いながら、母が縫ってくれたことを思い出しました。ちょっと話は脱線しましたが、心を込め、手間をかけて作っていただいた雑巾、学校で活用させてもらいます。ありがとうございました。

 1年1組が算数の勉強をしていました。今日は、「十何+何」の計算です。ブロックを使いながら、どのように計算をすればよいのかを考えました。そして、その計算の手順を「まず…、次に…、、、」という言葉を使って、みんなの前で上手に説明することもできました。友達が上手にできたのを見て、自分もしてみたくなります。「次はだれが発表してくれるかな?」と先生から尋ねられると、元気に「はい」と言い、たくさん手が挙がりました。とっても良く頑張っていました。