


社会科の学習で、浄水場見学に行きました。4年生では私たちの暮らしを支える仕組みや施設の学習をします。すでに学校で安全な水道水ができる仕組みを学習していますが、百聞は一見に如かず、どのように水道水が作られるのかを見学しました。まず、実際の施設を見学する前に、施設の方の説明や動画で水道水になる手順を確認しました。そして、一見きれいに見える水の中にある目に見えない汚れをどのように取り除くのか、実際に使っている薬品を使って実験しました。代表の2名が薬品を入れた水をおもいきりかき混ぜます。へとへとになるくらいがんばった後、今度は静かにかき混ぜると、さっきまでは見えなかった細かい汚れが塊となって見えるようになりました。子どもたちは初めて見た薬品の働きに歓声を上げるほど興味を持ちました。





実験の後は、実際に施設を見学しました。すぐ横の川から汲み上げた水は、少し緑色で濁っています。しかし、いくつもの処理水槽を経て水は、だんだんと濁りが取れ、とても透きとおった水へ変身していきました。蛇口をひねれば水が出て、それをそのまま飲むことができるのが当たり前です。しかし、施設の方の話によると、そのような水道の仕組みを持っているのは、世界196か国中9か国しかないそうです。196分の9、当たり前でないことが当たり前の日本はなんて素晴らしいのだろうと、子どもたちも感心していました。そして、挨拶や返事、感謝の言葉、分かったことをメモする態度など、4年生の見学態度はとても立派でした。今度はクリーンセンターの見学です。それも楽しみですね。
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