2年2組におじゃまして、給食時間の様子を見てきました。どの学年もしていることはほとんど同じなので、ご紹介します。各階にある配膳室に給食当番がおかずやごはん、食器などを取りに行きます。配膳室に入る時には、「○年○組です。おいしい給食いただきます」と元気な声で配膳員さんにあいさつをします。配膳員さんは当番さんに、何の担当なのかを確認して、牛乳やトレイなどを手渡ししてくれます。受け取った人から廊下に並び、一番最後の人が「そろいました」と合図を送ると、そろって教室へ行きます。(その姿から給食列車ということもあります)そのころ教室では、配膳台を準備する人、机などを拭く人などが仕事を済ませています。給食当番さんがみんなに給食を配れるように準備し、それが整うと、当番以外の人が給食を受け取りに行きます。だいたい半分くらいの人が当番として働いてますから、受け取った給食は自分以外のところにも置いていきます。すべてが配り終えると当番さんは着替え、みんなでそろって「いただきます」のあいさつをします。「いただきます」の後に給食を食べ始めるのですが、その前に苦手なものがある人や量が多くて食べれない人が給食を減らします。そして、反対に増やしたい人、または食べれる人が増やしに行きます。給食では、地元の食材や季節に応じた食材をできるだけ使っています。メニューも豊富でご家庭ではなかなか食べないようなものもあるかもしれません。今日の大きなおかずは「こんにゃくのおかか煮」でした。筑前煮風で、具材は、こんにゃく、たけのこ、にんじん、いんげんです。1年1組にいってみると、ある子が「今日はたけのこがはいっていて、歯ごたえがいいです」と大人のような食レポにびっくりしました。きっと、ご家庭でたけのこを食べた時におうちの人がおっしゃったのでしょうね。そんな発言につなげ、「ぼくも好き」とか「おいしい」という言葉が広がっていました。また、箸でいんげんをつまみ、「これはなんていうんですか?」と興味をもって質問する人もいます。ごはんをおいしく食べるというのはとても大切なことだと改めて考えさせられました。そうそう、2年2組はどの食缶もからっぽ。残食0で素晴らしいです。写真では、食事の後に戻す様子も紹介しています。配膳員さんたちの仕事の一部ですが、少しでも知っていただければと思います。

 運動会の話題も最後ですと言っておきながら、まだまだ伝えておきたいことがありました。今日の朝の時間を使って、6年生がパイプいすや長机の後片付をしました。砂が入らないように養生したテープをはがし、一つ一つ雑巾で拭きあげてくれました。最後は、体育館のそうじです。机や椅子に着いた砂や土ぼこりをモップやほうき、雑巾できれいにしてくれました。何よりうれしくありがたいのは、いやいやするような人は一人もいません。ありがとう6年生。みなさんの働きでとても助かっています。