6年1組で算数科の研究授業が行われました。修学旅行で訪れた吉野ヶ里公園とグリーンランドのどちらが広いかという課題に取り組みました。どちらもきれいな四角形や三角形などではありませんから、これは難問です。そこで、これまで学習してきた図形にあてはめ、およその面積を比較することにしました。その際、形の見立て方や縮尺などが大切ということに気が付き解決することができました。そして、およその面積の求め方が分かったところで、新たな問題です。それは大山古墳の面積を求めるというもの。長方形にして考える人、台形や長方形と半円を組み合わせる人、様々な解決方法を考えました。算数の学習では、正解は一つと思われがちです。今回の問題は形の見立て方、それに伴う長さの取り方で同じものの面積を求めているのに答えが異なるという結果になり、子どもたちに戸惑いも見られました。ただ、今回の正解は、およその面積は自分が解決できる形に見立て、その面積公式を利用して広さを求めることです。求めた数字だけが答えになるのではなく、考え方が答えになる。そんな学習でした。6年生は自分の思いや考えを素直に表現することができ、グループでの話し合いも活発に行っていました。

 ここ最近では一番冷え込んだ日に学校保健委員会が開かれ、ご来校いただいた方はとても寒かったのではないかと思います。改めて、ご参加いただきありがとうございました。今回の学校保健委員会は、5・6年生と一緒に講演を聞きました。テーマは、「睡眠」です。講師は日本快眠生活研究所の方です。全国を飛び回って、各地でご講演されているということで、軽快な語り口調であっという間の45分間でした。子どもにとって(大人もですが)、「睡眠」がいかに大切なものかを科学的なデータをもとにし、馴染みのある有名人の例を挙げながら話をしていただきました。子どもたちにとっても分かりやすく、実践しようと思ってもらえたのではないかと思います。子どもたち楽しく話を聞きながらも、メモを取るなど真剣に聞いていました。学校医、学校歯科医の先生にもご参加いただきました。ありがとうございました。

投稿者プロフィール

管理者