毎年、この時期、一人一鉢活動に取り組み始めます。この育てた花は卒業式や来年度の入学式の式場などを飾るのに使われるのですが、子どもたち一人一人が自分の鉢に花を植え、世話するのには目的があります。一つは自分の鉢を世話することにより生き物を大切にする心や責任をもって継続してやり遂げる実践力をつけること。もう一つは卒業式や入学式で飾り6年生への感謝の気持ちや1年生を歓迎する気持ちを表すことです。各学年で取り組んでいますが、今日は3年生が鉢植えをしました。先生から、鉢の底に石を敷くこと、土を半分程度入れてから苗をおくこと、苗は手をチョキにして根元を抑えひっくり返してポットから抜くこと、花の苗の根元がしっかりかくれるように土を足すこと、と実際に鉢へ植える前に鉢植えの仕方を教わりました。さすが3年生になると、いくつもの指示を同時に聞いても、その指示通りに活動することができていました。3年生は、毎朝、畑への水やりも欠かさずしています。きっと、大切に世話をして春にはきれいな花が咲くことでしょう。
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