本校は,令和4年度より3年間諫早市教育委員会指定の研究に取り組んでいます。2月2日(金)に「中間発表」を開催しました。

 研究主題「学びに向かう子ども,そして教師」,研究副主題「アクティブな対話を通して」とし,2年間の研究の内容と成果を発表しました。

 基調提案では,本校児童の実態から研究を始めた経緯,基礎研究と授業研究の2本柱で研究を進めていることを伝えました。

第3学年公開授業

 「かけ算のひっ算を考えよう」という単元で二位数×二位数のひっ算で「なぜ,2段目をずらさなくてはいけないのか?」を考える授業でした。

「誤答を提示することで,意欲的な対話を生み出し,考えを深めること」「説明の仕方や反応することを意識させることで聞く力や理解力の向上につなげること」をねらいました。

第5学年公開授業

 「正多角形と円周の長さ」という単元で,組み合わさった半円の円周をどのようにして求めるか?を考える授業でした。

「解決方法につて隣の児童や全体で対話を行い思考のスタートを揃えることで,児童の主体的な学びに繋げること」「全体で検討する場面において,図を用いて端的に話すことや聞くポイントを意識させることで,聞く力や理解力につなげること」をねらった授業でした。

 本校で研究授業後の協議では「ラウンドスタディー」という手法を参考に,少人数での対話を大切にしています。本発表会においても参観された授業毎に同じ手法で協議を進めました。多くの意見をいただき,充実した一時となりました。

ありがとうございました。

投稿者プロフィール

管理者